エグゼクティブサーチはその名の通り、エグゼクティブ(重役)を探す仕事です。即ち、ある企業が、内部の人材では力量不足かも知れないと考え、その職位に適した人材を外部から獲得する際に、専門家に依頼して行われる業務です。欧米では、一般に知られている仕事ですが、終身雇用が行われてきた日本企業では、まだまだ認知されていない業務です。一般的にはヘッドハンティングと同義語と思われていますが、実は、ヘッドハンティングはエグゼクティブサーチの一つの過程であり、ヘッドハンティングに至るまでにクライアントの面談によるポジションスペックの明確化、 Long-list や Short-list の作成、候補者との面談と評価、年収交渉、人物照会など数々の過程を経ています。
エグゼクティブサーチで最も重要な部分は、その重役の職位の業務内容を理解するために、その会社の業界の専門知識、経験、及びネットワークをどれだけコンサルタントが有しているかです。世界的に Office を展開する国際的な Search-Firm でも、必ずしもその業界経験者が担当しているとは限らない実情があります。当社のコンサルタントは、ライフサイエンスセクターにおいて、国内企業、外資企業、ベンチャー企業の経験を有した専門家が「エグゼクティブサーチ」を実行します。また外資系企業やインダストリーセクターにおいては、業界における事業経験は勿論、長年 Executive-Coach( 重役の家庭教師のような役割 ) に従事し、多くの重役とパイプのある専門家が担当します。