新規開業は、医師の先生方にとって“夢の具現化”であると同時に“事業家・経営者”としてのスタートでもあります。開業場所の選定が成功要因の7割を占めるともいわれる中、診療余地の発見は、データに基づく来院患者シミュレーション分析や、早期認知度確保に直結する現地生活動線調査など、緻密な分析と対策によってもたらされるものだと考えます。またタイムリーかつ適切・豊富な不動産情報も不可欠であることはいうまでもありません。目指す医療内容と想定エリア内の診療余地、物件環境という3要素のマッチングから全てが始まるのです。
新規診療機関の早期認知、評判の醸成やその後の患者満足に調剤薬局が果たす役割には大きなものがあります。必要に応じた新規開局を含み、調剤薬局の安定経営がひいては地域に根付いた“かかりつけ”医療の実現に結びつきます。当社では、広範なネットワークと経験・実績に基づき、より成功確度の高い医師新規開業支援、ならびに調剤薬局の開局事業支援をパッケージとして行います。
薬学部を卒業し薬剤師資格を取得した時、その深刻さは別として、誰もが一度は独立開業を考えた事があると思います。実際、先輩や同級生、或いは友人の実家が薬局経営をしていたりすると、更に考えが深くなることもあるでしょう。また、世間一般に比べ決して安くない薬剤師の給料ですが、独立して更に大きな所得を得たい、などといった希望を持つ方も少なくありません。しかし、独立開業はそんなに簡単なものなのでしょうか?一般に、所謂脱サラをして事業に成功する確率は1500分の1以下と言われています。更に、2年一度行われる医療制度改訂では、平成16年度より診療報酬や調剤報酬がはじめてマイナス改訂され、今後の保険調剤には暗雲が立ち込めています。独立が成功した方は開業の良い部分しか他人には言いません。また、その友人や先輩の方がご開業された時代と、これから独立される方とでは大きく異なる可能性が高いでしょう。
しかし、このような状況においても、幸か不幸か実地医療は地域業種であり、分業率を含め都道府県、市町村によって大きく異なり、やり方次第では、まだまだ拡大できるチャンスあります。我々の独立支援は、単に案件紹介にとどまらず、資金調達の方法から、運営指導まで、単純にマニュアル化できない調剤薬局開業の個々の状況に即した独立支援を行います。一日に100枚以上も処方箋が受らけれる案件が簡単に転がっているはずがありません。市場環境と身の丈を鑑み、着実に大きくしていきたい方には最適の支援プログラムです。